会社から転勤を言い渡されて、急遽引越しをすることになってしまった!
一人暮らしの予定だから移動は身軽と言われるけれど
仕事をしながら物件を探し、今の住まいの荷造りをしなければならないのは大変なことです。
今回は短期間でも失敗しない、部屋探しのポイントをお伝えします。
まずはココから!最初に気を付けるべき大事な事3つ
① 部屋探しの譲れない条件を予め決めておくこと
部屋探しでは、何かしらこだわりのポイントがあると思います。
例えば、駅から近い方がいい・新築がいい・1階がいい・荷物受け取りBOXがほしい・・・等
人それぞれだと思います。
時間の少ない中探していくと、物件を見れば見るほど何が良くて何を基準に決めたらいいかよく分からなくなってしまいます。
スムーズに部屋探しをするためには、最初に部屋探しの譲れない条件(=優先順位とも言えます)を決めておくとよいでしょう。
後に迷ったときの判断基準になってくれるはずです。
② 家賃は月収の1/3~1/4に収めること
自分にとって条件がいい物件を探していくと、ついつい家賃が高くついてきます。
「希望条件を満たしているから決めちゃおう!」と結論づける前に気を付けておいてほしいことがあります。
それは、家賃は最高でも月収の1/3~1/4以内に収めておくということです。
月収に対するこの家賃配分は、一人暮らしをする際の理想的な数字だと言われています。
月々の固定費は抑えられるだけ抑えたほうがよいです。
条件にとらわれて勢いよく契約してしまわないよう、経済的な目安も心に留めておいてください。
③ 荷物搬入時の動線を確認しておくこと
良い物件が見つかった!という時に見落としがちなのが、荷物を搬入するときの経路です。
例えば、希望条件である駅チカで割安の高層階という部屋を見つけたとします。
エレベーターがあればいいのですが、古い建物だとエレベーターがなくて階段での行き来をのみ、という場合があります。
大きな荷物だけでなく、細かい荷物をたくさん運んで、中には重いものを運ぶ際には結構な重労働となります。
また、部屋の玄関の幅や開閉具合、そして玄関から室内へ荷物を搬入する動線は十分でしょうか。
大型冷蔵庫やベッドなど、中には玄関すら入らない、もしくは玄関は通ったけどその後部屋まで入れられない等、部屋を決めてからのトラブルもあります。
ワイヤーで釣り上げて窓から入れたり、搬入できなかった荷物の移動先を考えたり、処分して新たに購入したりと、余計な出費も考えられます。
引越し予定の荷物の中に大きなものはありませんか?
運び込むことを想定して部屋探しをしていきましょう。
一人暮らしを便利にするために気を付ける事!失敗しないためには!
暮らし始めたら食事は毎日のことです。
新しい環境で仕事をするならなおさら、日々の食事をいつでも手軽にとれる環境を整えておきたいところです。
「スーパーやコンビニなどが近くにある」と、一人暮らしがより便利で快適になります。
もし遠方に転勤になって、実際に周囲の環境を確認することができなくても
Googleのストリートビューを活用すればある程度の周辺環境を確認することができます。
新天地を快適に過ごすために、部屋探しの段階から食事の視点を取り入れてみることをお勧めします。
引っ越しの際の最優先事項とは!?
急な出来事により頭がパニック!とまではいかずとも、計画を練った引っ越しよりは確実に見落としは多くなりますよね。
まずは最低限、これだけは覚えておいてください!
穏やかな生活を手に入れるための「壁」
大雑把に言ってしまえばアパートやマンション等の生活は 「壁を一枚挟んだだけの集団生活」とも言えるでしょう。
隣人の話し声がうるさい、イビキがやかましい…
集団生活において、一番気になるのはこれだと思います。
当然こちらが気になる事は相手も気になる可能性があり、例えこちらが気にならずとも相手からしたら猛烈に気になるという可能性もありますよね?
隣人トラブルを避け、お互い穏やかな生活を過ごすために壁のチェックは欠かさずに!
電話の声がうるさいと隣に怒鳴り込まれた経験がある人もおおいでしょう。
ガスは生活の基盤です!
これを失念している方って結構いらっしゃるんですよ。
急いでる時は特に見落としがちなんです。
何か…ガス代高くない?
そう、そんな時はプロパンガスの可能性が高いです。
私もやってしまった中の一人なんです。
当時は無知だったもので、
「都市ガスだろうがプロパンガスだろうが対して変わらんべ♪」とね。
場所によってはどうしても都市ガスが引けない場所もあるのですが、もし、場所が選べるのであれば!
絶対にプロパンガスは避けた方が良いです!!
そのくらい都市ガスとプロパンガスの料金には違いがあります。
ガス代によって懐が圧迫される可能性大!!
しかも、プロパンガスの料金はプロパンガス会社がある程度自由に決められるので、とんでもない料金設定を設けているプロパンガス会社も存在します。
人並みに料理をしたりお風呂に入りたい人は必ずガスの種類を確認しましょう。
荷物は入りますか?
ある意味これを失敗するとせっかく決めた部屋をまた選び直す事になります。
あなたは急いでる時に玄関や部屋までの通路の幅をまず調べようと思いますか?
ダンボール程度の荷物であれば、どこでもほぼ確実に入りますよね?
しかしながら家具等の大型荷物はそうはいきません。
部屋を決めて荷物が届いて初めて入るかどうか分かるなんて恐ろしいと思いませんか?
仮にギリギリ入ったとしても、まあこれも私がやらかした事なのですが、あまりにギリギリ過ぎて入居当日に壁に傷をつけてしまいました。
失敗しないためには内見を疎かにしては駄目!!
急な引っ越しで時間がないのは分かります。
分かるのですが内見の時間は無理をしてでも取った方が良いです。
上に挙げた三つのポイントはそれほど時間をかけずに調べる事ができます。
出来る限り私と同じ失敗をして欲しくないので。
失敗しない部屋探しで新生活を快適に
急な転勤と必要に迫られる引越しは、気が付かないうちにストレスを溜めこむものです。
要らない疲れはつくらないように、予め部屋探しのポイントは的を絞ってしまいましょう。
100%を目指すのではなく、自分自身にとっての心地いいポイントが抑えられれば十分です。
急な引越しをスマートに済ませて、過ごしやすい部屋とともに歩む、新天地でのご活躍を願っています。