夏至は暑い日じゃないよ?春夏秋冬にまつわる祝日の由来と違い

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春夏秋冬というと、ずばり季節のことですが、日本は地球上においても四季がはっきりしている国だといわれています。

四季折々の景色や季節に合わせた祭りごとが日本の文化になっているといってもいいですね。

カレンダーを眺めてみると「立春」「夏至」「秋分の日」「冬至」など季節にまつわる言葉がたくさん散りばめられています。

それぞれの言葉の意味や実際にどんな日のことなのか、よく知らずに何となく過ごすのはもったいないですよ!

豊かな四季に恵まれた日本ならではの季節にまつわる言葉の由来を知って、運気の上がる過ごし方をしてみませんか?

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【春分の日、夏至、秋分の日、冬至の違いと由来】

季節というと、一年を春夏秋冬の四つに分けた「四季」が一番なじみ深いですね。

けれども季節には実はもっとたくさんの名称があり、一年を二十四の季節に分けたものを「二十四節気(にじゅうしせっき)」といいます。

「夏至」や「冬至」は二十四節気の名称なんです。

もともとは中国で生まれた二十四節気ですが、実際の季節とは少しずれがあります。

例えば、「夏に至る」と書く「夏至」はいかにも真夏の盛りに訪れそうな感じですが、日本ではちょうど梅雨の時期の6月21日前後に当たります。

夏至って、夏の一番暑い日じゃないんですね。

この夏至と冬至を二至、春分と秋分を二分といい、合わせて二至二分という言い方をします。

この二至二分は、太陽と昼夜の長さが深く関係してるんです。

どんな風に関係しているのか、詳しくみてみましょう。

【一年で昼が最も長い日が夏至、最も短い日が冬至!】

夏至は一番暑い日じゃなくて、一番お昼が長い日です。

昼というのは、ここでは太陽が昇ってから沈むまでの時間のこと。

夏至の日の太陽は、最も北よりの東から昇り、正午には一年で空の最も高い位置を通って、最も南よりの西に沈みます。

正午の時の太陽の高度を「太陽の南中高度」といいますが、これが一番高いのが夏至の日なんです。

逆に冬至は太陽の南中高度が一年で最も低くなります。

一年で一番昼が短い日ということですね。ちなみに毎年12月22日ごろです。

【秋分と春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じ!】

夏至と冬至のちょうど真ん中地点と呼べる日が「春分」と「秋分」です。

それぞれの日の太陽は、ほぼ真東から昇って真西に沈みます。

昼と夜の長さはほぼ同じになるといわれていますが、厳密には昼の方が少しだけ長いそうです。

春分の日と秋分の日は、日本では祝日になっていますね。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として、秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」として祝日にされたそうです。

春分の日は3月20日か21日、秋分の日は9月22日か23日に訪れます。

この時期は「お彼岸」といって、先祖供養する風習があるのはご存知の方が多いですよね。

この世を此岸、あの世を彼岸といいますが、彼岸は真西の方角にあると考えられてきました。

春分と秋分の太陽は真西に沈むので、この世とあの世が通じやすいと考えられて、西を拝んで先祖を偲んだのが始まりといわれています。

こうしてそれぞれの由来を知ってみると、天文学的なことと生活や行事が思いのほかリンクして、味わい深いものがありますね。

【夏至の過ごし方で運気が変わるかも?】

冬至に「かぼちゃ」を食べるご家庭は多いのではないでしょうか?

春分・秋分の日は「おはぎやぼた餅」が定番ですね。

季節の節目を大切にして、運盛りや縁起担ぎをするのも、日本のすてきな文化ですね。

二十四節気の夏至のころは、日本では田植えの一番忙しい時期にあたっていて、特別な食べものを食べる習慣は定着しなかったようです。

夏至の日は日本だけでなく、世界各地でもイベントが行われます。

特に盛んなのは日照時間の短い北欧の国々で、一年で一番昼が長い夏至は特別な日として扱われているそうです。

北海道では、キャンドルナイトといって、夏至の夜20時から22時まで電気を消して、ろうそくの灯りで食事などを楽しむイベントが行われています。

長い昼のあとの短い夜を、エコに家族や恋人とゆったり過ごすのもいいですね。

風水では、夏至は陽気がとても強くなる日なんだそうです。

この日に、何か新しいことを始めたり初めてのことにチャレンジしてみるとよいそうですよ!

また、夏至のころにはストロベリームーンと呼ばれる、いちごのような赤い満月が見られることも知られています。

夏至の太陽は高く昇りますが、逆に月は低い位置で南中します。

朝日や夕日が地平線近くで赤く見えるのと同じ原理で、月も赤みを帯びて見えるのだそうです。

珍しいストロベリームーンは、見た人を幸運にするといわれています。

恋愛運がアップして片思いの恋が叶う、なんていうウワサもあるんですよ。

夏至を意識して一日の過ごし方を工夫すれば、今までにはなかった運気をつかんだり、イベントを楽しんだりして、より充実した一日が送れそうですね。

【季節の節目を大切に、日本の豊かな四季を満喫しよう!】

「夏至は一年で一番昼が長い日」と言ってしまえばそれだけのことですが、四季があるのは地球が太陽の周りをまわっていて、地軸が少し傾いているからです。

ちょっと宇宙のロマンを感じますね。

二十四節気も、むかしの人々の生活の知恵や自然への深い畏怖の気持ちがこめられている気がします。

忙しく過ごす日常でも、季節の節目には襟を正したり気合を入れたりしながら、四季の移ろいを楽しんで過ごしていきたいですね!