今年は「ベランダで家庭菜園にチャレンジしよう!」と新しいことにチャレンジする人もいるでしょう。
ベランダや、お庭で少しでも野菜が採れれば節約にもなりますからね!
そんな、家庭菜園初心者さんには、ピーマンやパプリカがオススメですよ。
比較的簡単に育てることができるし、丈夫に育つので初心者でも簡単!
今回は、ピーマンやパプリカの育て方や、注意点をまとめました。
■ピーマン・パプリカの育て方!追肥&一番花を摘み取ればOK
ピーマンとパプリカは、両方アマトウガラシに分類され、果肉の厚さと味、見た目に違いがあります。
ピーマンは、緑色のシシ型で苦みがあります。
パプリカは、黄色や赤色、オレンジとカラフルのベル型で甘みがあります。
少し違いがある2つですが、育て方はほぼ同じなんです。
初心者向けに、市販されている苗から育てる方法を紹介します。
苗選びのポイントは、
・花や蕾がついているもの。
・病気や虫がいた痕跡がないもの。
・節の間が短く、幹がしっかりしていて太いもの。
を選ぶことです。
プランターの大きさは、深型で15L~25Lのサイズを準備して下さい。
大きなプランターに複数の苗を植えたいとこですが、その分土も大量に使うし、手際よく栽培するために、まずは1つの苗から始めてみましょう。
ピーマンは、水分が大好きですが加湿が嫌いです。
ベランダに置く際は、エアコンの室外機の前は避けて下さい。
加湿のしすぎを防ぐために、土の下に軽石や発泡スチロールを細かく砕いたものを敷くといいです。
パプリカも同様に植え付けして下さい。
追肥や脇芽の摘み取りが重要
ピーマンもパプリカも、長くいい実をつけるためには追肥や脇芽の摘み取りが重要です。
肥料も多くあげれば育つわけではありません。
苗の状態をよく見て、肥料の量を見極めることが大事です。
難しい方は、2週間に一度追肥してください。
水やりは、乾燥した時にたっぷり与えて下さい。
一番花とは、その名の通り一番に咲いた花のことです。
花が咲いたら、株を大きくするために摘み取ってしまいます。
株が小さいうちに実がついてしまうと、その苗は成長を止めちゃうらしいです。
収穫量を望むなら、必ず摘花して下さい。
そして、一番花より下にある脇芽も全て摘み取りましょう。
脇芽は摘み取らないと、どんどん枝分かれしていくので、1つの実が小さく収穫もしづらくなります。
■色をつけるなら完熟させよう!雨でダメにしないように注意
ピーマンは、花が咲いてからおよそ15日~20日、パプリカは40日~50日で収穫可能になります。
ピーマンもパプリカも実が付き始めの頃は、緑色をしています。
完熟する前に収穫するため、ピーマンは緑色をしているんですね。
反対に、パプリカがカラフルな理由は、実がついてからじっくり完熟させ収穫するからなんです。
ピーマンも放っておくと色がついてきますが、これはカラーピーマンと呼ばれ、パプリカとは別物です。
パプリカやピーマンの花は、雨に当たると落ちやすいので、雨よけを作ってあげないといけません。
支柱を交差してビニールをかけるか、プランターを移動させましょう。
移動できるのは、プランター栽培の醍醐味ですね。
<豆知識>
ピーマンは可愛そうなことに、子供たちから嫌われています。
かくいう私も、ピーマン+肉などしないと、ピーマンだけは苦手です^^;
そんな子供たちには、パプリカがオススメですよ。
見た目はカラフルで可愛いですし、パプリカの方が主にビタミン類の含有量が高いらしいです。
ピーマンも、血液さらさらにしてくれるなど、パプリカに負けない栄養価があるんですけどね。
面白いことに、パプリカは色ごとに栄養素が違うんですって!
みなさん気になる美白や美肌には、ビタミンCやルテインが豊富な黄色のパプリカが効果的ですよ。
毎回買うのもって躊躇する方は、ぜひ自家栽培してみてはどうでしょう。
まとめ
・ピーマンもパプリカも加湿のしすぎは避ける
・株を大きくするために、一番花は摘花する
・2週間に一度追肥を行い、苗の様子をチェックする
・パプリカはじっくり時間をかけて完熟させる
・花が落ちやすいため、雨が当たらないようにする
慣れたら、ピーマンとパプリカを同時進行で作って観察するのも面白そうですね。
私もピーマンを食べれる大人になります(笑)