帰省は何のためにするの?お盆に帰省する意味と理由

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親元を離れて一人暮らしをしている場合、お盆や年末年始には「帰省」をひとつのイベントと捉えている人が多いですよね。

年に一度の実家への帰省、楽しみにしている人もいると思いますが、いろいろな事情で「面倒だなあ」と感じている人も多いのでは?

かつて通信手段が現在ほど便利ではなかったころ、離れ離れの親子がお互いの近況を詳しく知るには、実際に会って話すしかありませんでした。

でも現在では電話も便利な携帯になり、さらに写真や動画をやりとりしたりできるようにもなり、遠く離れていても元気な姿を確認することができようになったので、「わざわざ行かなくても」という気持ちになってしまいがち。

帰省の風習はしっかり残っているので、お盆に帰省にしないことになんとなく罪悪感をもってしまうこともあるでしょう。

一人暮らしの若者にとって、お盆の帰省は義務でしょうか?

そもそも、帰省は何のためにするのでしょうか?

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【お盆に帰るのがめんどくさい人へ「帰省の理由と意味」】

帰省とは、一般にお盆や年末年始に一時的に故郷に帰る意味で使われている言葉です。

「省」という漢字には「安否を確認する」という意味があり、「帰省」はもともと親の元に帰り安否を確認する、という意味だったんです。

現在は安否確認は会いに行かなくても電話やメールでできるようになり、目的はともかく「一時的に実家に帰る」意味で使われることがほとんどですね。

別にお盆や年末年始じゃなくても帰省はいつしたってかまわないわけですが、お盆や年末年始の長期休暇を利用して帰省することが一般的になっています。

特にお盆には故郷で法要があったり、先祖のお墓参りに行ったりするので、親戚が集まる機会になる場合も多いですから、そこへ家族として参加するのが当たり前のように思われるのでしょう。

もし親から「お盆はみんな集まるから帰ってくるでしょ!」なんて言われたら、そこに義務感が生じるのは無理もない話です。

日本には、お盆には先祖をお迎えして供養するという古くからの風習がありますので、遠方からお金をかけてでも帰省することには意味があるんですね。

でも、働き方も多様化しお盆に休暇がとれない場合もありますし、往復する交通費だけで給料の半分が飛ぶ!という状況もあり得ます。

気持ちがあっても「お金がないから行けないよ」ってこともありますよね。

「帰省」に限って考えれば、別にお盆でなくてもよいのです。

春秋の連休や他の3連休などを利用して、盆と正月の帰省ラッシュを避けられる時期で飛行機代も安く抑えられる閑散期を狙って帰省するのも、アリだと思います。

電話やメールだけでは伝えられない安心を確認しあうのであれば、時期はそれほど問題ではないですよね。

「いや、実家に帰ってもやることないし・・・」という人もいるでしょう。

また、そもそも親と顔を合わせるのが気まずいという事情を抱えている人もいるかもしれませんね。

仕事が忙しいなどの理由がない場合、「風習」に抗ってお盆に帰らないとなればその罪悪感はいっそう増すことでしょう。

でも「帰省することが子どもの義務か」と問われれば、決してそんなことはありません。

【帰省は義務じゃないから帰らなくても大丈夫!】

遠く離れて暮らす親子が、「元気にしてるかな」とお互いの安否を気遣うとき、連絡の手段は何も「直接会いに行く」だけではありませんね。

様々な事情があって、なかなか重い腰が上がらず実家に行けないという人も、可能であればたまに電話やメールで簡単でも近況を親に知らせておくとよいと思います。

私は親の立場なんですが、もし独立した子どもが出ていったきり何の連絡もくれなかったら、たとえケンカして出ていかれてしまったのだとしても、心配ですしさみしいです。

でもお金が大変なのに無理して来てくれても、うれしい反面申し訳ないなあという思いがあります。

ときどきメールで元気なことを伝えてくれるだけで、親はうれしいものですよ。

お金と心に余裕のあるときに、「会いたくなって会いに来た」というタイミングが一番よいのではないでしょうか。

ふだんの様子が少しはわかっていれば、「忙しいお盆に無理して来なくていいんだよ」って親の方から言う場合も多いと思います。

「義務感」から無理をして帰ってくるのは、親としてはちょっと心苦しいものです。

子どもに面倒や大変な思いは、できればさせたくありませんからね。

【安否確認はいつでもできる!困ったときに助け合える距離でいて!】

もちろん、直接会って一緒に過ごす数日の帰省ができればそれ以上よいことはありません。

安否確認こそが帰省の本来の目的です。

でも、義務感に苛まれて、混雑した交通機関で高い費用をかけて自分の生活や精神を圧迫してまでお盆の帰省にこだわる必要はありません。

できるときに、親子で連絡を取り合って、何か困ったことがあればお互いがすぐに助け合える心の距離が近ければよいのだと思います。

そして、ときどき会いたくなったら「帰省」する、そんな気持ちでいてくれると親としては幸せです。