みかんを冷蔵庫に入れると甘みが減る?おいしい保存場所は常温?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさん、みかんはどのように保存していますか?

冬が旬のみかんですが、現在はハウス栽培の早生みかんもあり、一年中みかんが食べられるようになりましたよね。

なんとなく「みかんは常温」と思っている方でも、夏場にみかんが手に入った時はさすがに冷蔵庫に保存するという方も多いのでは?

けれど、「みかんを冷蔵庫に入れるとすっぱくなる」という話も耳にします・・・。

よかれと思って冷蔵庫で保存したのに、食べたら前よりすっぱくなっている気がするってことはあると思います。

そこで、今回はみかんの上手な保存方法と、冷蔵庫で冷やしたみかんの美味しい食べ方をご紹介します。

スポンサーリンク
レフタリング大

【なんで甘みが減っちゃうの?冷蔵庫から出てくるすっぱいミカン】

果物を新鮮なまま保存したいと思ったら、やっぱり冷蔵庫に入れるのか一番かなと思いがち。

実はみかんは冷蔵庫保存はどちらかというと不向きな果物です。

ただ、高温多湿や直射日光であっという間に傷んでしまいますから、夏場や冬でも涼しい保管場所が確保できない時は冷蔵庫で保存した方がよいといえます。

冷蔵庫はカビ対策としても理想的な環境。

でも、冷蔵庫に入れることによって生まれるデメリットもあります。

それは、「甘みの減少」です。

せっかくの甘いみかんが冷蔵庫ですっぱくなってしまうってこと?

どうして冷蔵庫に保存すると甘みが減ってしまうのでしょう?

みかんはもともと甘酸っぱい果物ですが、酸味のもとはみかんに含まれるクエン酸です。

みかんは買ってきた後でも呼吸をしていて、呼吸する際にクエン酸を消費するのです。

みかんの呼吸は温度によって活性度が変わってきます。

温度が高めだとたくさん呼吸するので、すっぱさの原因であるクエン酸が減少し甘みが増すと言われています。

逆に低温の場合は呼吸の活性が下がるので、すっぱさが増してしまうのだそうです。

リンゴなど、果糖を多く含む果物は冷やすことで甘みが増すのですが、みかんは果糖をそれほど多くは含まないので、冷やすことで甘みが増すということはありません。

冷蔵庫に入れる前、常温でバリバリ呼吸しているみかんと、冷蔵庫で冷やされて呼吸が抑制されたみかんとで、甘みに差がでるのはこういった理由からなのですね。

【入れっぱなしじゃなければOK!長い時間を置かずに適度に食べよう】

みかんの保存期間は、常温(15℃以下の場合)でも冷蔵庫でも、およそ2週間から最大で1ヶ月程度です。

冷蔵庫での保存が絶対NGということはありませんので問題ありませんし、暖かい時期や室内の環境によっては、冷蔵庫の方が長持ちすることもあります。

でも、わざわざみかんをすっぱくしているようで残念な気がしてきますよね。

冷蔵庫で冷やしてちょっとすっぱくなってしまったみかん・・・でも食べ方を工夫すれば大丈夫!

よく、みかんを剥く前に手で揉むと甘くなるといいますが、それはホント!

みかんに軽い衝撃を与えると、受けたダメージを修復するためにクエン酸が消費されるので甘みが増して感じるのだそうです。

さらにモミモミしてから数時間おいてから食べるとなお甘いそう。

冷蔵庫に保存したみかんは、食べる2~3時間前に冷蔵庫から出して軽く揉んでおくと、すっぱさが抑えられて甘みが増すと思われます!

食べ物をモミモミするのに抵抗を感じる方もいらっしゃると思いますので、気にしないという方はぜひお試しくださいね。

食べる直前ではなく、数時間前から常温に出しておくだけでも違いはありますよ。

また、甘みとは直接関係ありませんが、冷蔵庫内は乾燥するため、みかんを冷蔵庫保管するとどうしても風味や瑞々しさが損なわれやすいです。

みかんをそのまま冷蔵庫に入れるのではなく、ひとつずつ新聞紙やラップにくるんで乾燥対策をしてから、野菜室に保存してくださいね。

ちょっと手間ですが、美味しさを長持ちさせるコツです。

冷蔵庫内であっても、低温を好むカビに侵されてしまう場合もあります。

あまり長時間おかずに、2週間から3週間を目安に食べきるようにしましょう。

【みかんの冷蔵保存はNGではない!リスクはあるけど美味しく食べる工夫はできるよ】

冷蔵庫での保存の場合、みかんの呼吸が抑えられてしまうから甘みが減るんですね。

わたしたちは生き物の命をいただいて生きているのだなあと、あらためて感じます。

けれど、理由がわかれば改善策も取れるというもの。

高温で傷ませてしまうくらいなら、冷蔵庫で長持ちさせてできるだけ美味しく食べたいですよね。

いまや一年中食べられるようになったみかん、上手に保存して甘いみかんを楽しみましょう!