祝い箸つかってる?意味と由来、いつ使うか?どこで買えるか?

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お正月の準備と言えば、鏡餅やしめ飾りなどのお正月飾りや、おせち料理の支度ですね。

伝統文化や地域の習わしの香りがするお正月ですが、おせちを食べるためのお箸って何を使っていますか?

日本には古くから「祝い箸」の文化があって、正月のおせち料理やお雑煮を食べる時は自分専用の「祝い箸」を使う習わしがあるのはご存知でしょうか?

ふつうの箸とどう違うの?

どこで買えるの?

使い終わったらどう処分すればいいの?

などなど、気になりだすといろいろ疑問もわいてきますね。

今回は、祝いの席に使われる祝い箸の由来や意味、使い方をご紹介します!

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【祝い箸の由来と意味をチェックしよう】

お正月を始め、婚礼などのお祝いの席で、「寿」と書かれた箸袋に収められた丸いお箸を見たことはありませんか?

私は初めて「祝い箸」という言葉を聞いた時はすぐにピンと来なかったのですが、実物を見て「そうだったのか!」と思った記憶があります。

祝い箸の特徴は、主に以下の3つ。

①末広がりの八寸(約24センチメートル)

②両端が細く、真ん中が膨らんでいる

③丈夫で折れにくい柳で作られている

祝い事の席で使うお箸なので、日本らしいゲン担ぎが随所に見られます。

長さは八寸、これは「八」という数が聖数とされ、末広がりで縁起がよいからとされています。

両端が細く真ん中が少し膨らんでいるので「俵箸」や「はらみ箸」とも呼ばれていて、それぞれ五穀豊穣や子孫繁栄を祈念してそう呼ぶのだそうです。

祝い事で折れたりすることを嫌い、丈夫で折れにくい柳の木を使用しているのが特徴ですが、縁起をかついで「家内喜」と当ててやなぎと読むなどという説もあるようですよ。

具体的な準備と使い方は次の通り。

①大みそかに家長が箸袋に家族の名前を記入して神棚に供える

②元旦の食事から自分の祝い箸を使って食べる

③元旦から松の内(一月七日)まで同じ箸を使う

④一月十五日の小正月に神社の火祭で燃やしてもらう

こうして見ると「あれ、ちょっと面倒?」と感じてしまうかもしれませんが、現代の暮らしに合わせてアレンジや工夫をすることで身近に使いやすくなりますよ!

まず、箸袋には家長が家族それぞれの名前を記入して神棚にお供えするのが由緒正しいやり方のようですが、神棚のないお宅も増えています。

そこで、神棚がない場合は鏡餅のそばにお供えするのでよいのだそうですよ!

家長の箸袋には「主人」、お客様の箸袋には「上」、取り箸の袋には「海山」と書きます。

祝い箸は両端が使えるような仕様になっているのですが、実は一方は神様がお使いになるので、ひっくり返して使うのはNG。

そもそもおせち料理は、年の初めに各家庭を訪れると言われている年神様にお供えした料理を、下げていだたくもののなのです。

使ったら自分で清めて箸袋に戻し、一定の期間同じ箸を使うわけですが、「清め」はふつうに洗うことと思ってOK。

衛生上、しっかり乾かしてから箸袋に収めてくださいね。

使う期間は一般的には「松の内」といわれていますが、地域によっては一月三日までとするところもあるようです。

ふつうの割りばしのように使い捨てにせず大切に使うわけですが、何度も洗うと毛羽立ってきてしまう場合もあるでしょう。

せめて元旦から三日間は使うようにするといいかもしれませんね。

処分の仕方は、氏神神社のどんと焼きやお焚き上げに持参するのが理想です。

氏神様は住んでいる地域の神様のことなので、近所の神社にお正月飾りと一緒に持参するといいですね。

でも、どんと焼きに合わせて神社に行けない、近所に神社がないなどの事情で処分に困ることもあるでしょう。

そんなときは致し方ありませんので、塩で清めてから地域のゴミ出しルールに従って処分するとよいでしょう。

お正月を家族で迎えられることを神様に感謝するという気持ちが大切。

昔ながらの習わしにどうしても添えない現代の事情があっても、今の暮らしに合わせて行うという気持ちで大丈夫です!

【どこで買える?スーパー?100均?楽天?アマゾン?】

さて、祝い箸を手に入れる方法ですが、一般的にはスーパーなどの日用品コーナーでも購入は可能です。

ただ、在庫や取り扱いがないお店もありますので、近くのお店で手に入らない場合は通販が便利。

楽天市場やアマゾンでも、いろいろなタイプの祝い箸を購入できます。

使いやすいところでは5~10膳がセットになって500円前後から1000円前後の価格帯でしょうか。

「寿」の文字だけが入ったシンプルなもの、水引が施されたものなど、タイプもさまざまです。

ダイソーやセリアなどの大型100円ショップでも、取り扱っているところが多い様子。

シンプルなデザインのものに、自分で和紙などを使って飾りをつけるのも素敵ですね!

お正月で使いきれなくても、お子様のお食い初めや、その他家族のお祝いの席に「祝い箸」は和洋問わずに活躍しますので、たくさん用意があってもよいでしょう。

【おせち料理は「祝い箸」でご利益もゲット!日本の習わしも料理と共に味わって】

おせち専用のお箸、神様と一緒に使う箸、というとちょっと格式高いイメージがありますが、五穀豊穣、子孫繁栄、家内安全を願って縁起をかついだ、日本人らしい身近な習わしなんですね。

神様と一緒に食事をして喜びを分かち合い、ご加護を受けるというのがお正月に「祝い箸」を使う理由のひとつです。

ネット通販や100均でも手に入る手軽さですから、ぜひ次のお正月には家族全員分の祝い箸を用意して、より味わい深いお正月を過ごされてはいかがでしょうか。